top of page
  • 執筆者の写真推カケ☆批評塾

推カケレビュー講座 受講者の感想⑤

【玉川裕士さんの感想】


 「推カケ☆批評塾 レビュー講座」、劇作家にして劇評家の綾門優季氏を講師に迎え、劇団オレンヂスタ公演『黒い砂礫』について参加者が書いたレビューを批評して頂きました。

自分は力及ばずレビューを書けませんでしたが、提出されたレビューをまとめて読むと、自分ならこう書いてこう批評されそうだな(「情報を省略し過ぎてよく分からない」)とか、口頭で断片的に語れても文章に構成しようとするとままならないものだという事など、色々と思いあたりました。

 Twitterではよく観劇の感想を書いていますが、それとはまた違う位相の意識を持って書く行為というのが、まるで実際の感情と演技の表現の違いのようにも感じられました(ちゃんとレビューを書いていれば、講師の細やかかつ容赦ない指摘もより鋭く肝に食い込んだことでしょう)。

 なお、今回書けなかったのは、突然コロナ禍で仕事がパンクしてメンタルの余裕を失ったのと、(10年来知っていた)モデルの登山家の方の存在感が強過ぎたためでした…

閲覧数:13回0件のコメント

最新記事

すべて表示

推カケレビュー講座(全二回)を終えて

2回に渡る推カケレビュー講座が終了しました。時勢は、講座開催のタイミングで新型コロナウイルス感染が日を追って広がり、第1回目「事前レクチャー」はかろうじて対面での開催が可能でしたが、第2回目「講評会」は緊急事態宣言が発令により外出自粛要請のため会場(音楽プラザ)が休館となり、急遽オンラインでの開催となりました。 講師の綾門優季氏から、第1回目「事前レクチャー」は、前半にレビューとは何だろう?レビュ

推カケレビュー講座 受講者の感想③

【まつやまみどりさんの感想】 →まつやまみどりさんのレビュー  約3年、推カケ批評塾で月に1作品を観劇し、後日開催の語る会で参加者同士で感想を語り合い共有してしてきたが、文字化までには至ってなかった。今回のレビュー講座に、劇作家・批評家の綾門優季氏を招いて事前レクチャーを受けたことで、私なりの劇評を書くことができた。  「地元紙掲載の劇評を1,000字で書く」という課題が出され、限定された枠内

推カケレビュー講座 受講者の感想④

【Dさんの感想】 推カケ批評塾主催のレビュー講座に参加して。 今回のレビュー講座に参加した動機は「なんか楽しそうだな」「ちょっと興味がある」というものでした。劇評というと、ジャーナリストや劇作家或いは演出家が書くようなイメージがあって、講座ってどんなことをするんだろう?というものでした。 事前レクチャーを受けた直後は何とかなるだろうと思っていました。書き始める前は漠然と書くことを考えたりしたのです

bottom of page