【まつやまみどりさんの感想】 →まつやまみどりさんのレビュー 約3年、推カケ批評塾で月に1作品を観劇し、後日開催の語る会で参加者同士で感想を語り合い共有してしてきたが、文字化までには至ってなかった。今回のレビュー講座に、劇作家・批評家の綾門優季氏を招いて事前レクチャーを受けたことで、私なりの劇評を書くことができた。 「地元紙掲載の劇評を1,000字で書く」という課題が出され、限定された枠内で、的確に言葉を選び如何にして伝えたいことを書くことの難しさを実感した。誠意、精一杯仕上げたつもりだが、どうしても言葉足らずな部分があり、それは現段階での私の技量の限界だと認識した。課題では書き漏れてしまったことを<私的批評>として書いたので、是非そちらもご一読して頂きたい。(後日公開)
演劇批評は、舞台空間で何が起こっていたのか、観る側はどう捉えたのか、そしてそれをどのように未来へ受け渡していくのか、ということを記録・記憶するメディアであり、そしてこれも一つのクリエイティブな作業であると思う。
今(4/30現在)、新型コロナウイルス感染拡大で世界中に深刻な混乱状態が続いている。生死への不安・政治経済への不信感は感情的暴力性をはらんでいる。そういった状況にあっても、冷静さを失わず事態を把握することに批評という思考方法は役に立つと考えている。
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